和牛の冷凍・解凍方法|お正月までおいしく保存するコツと失敗しない解凍のポイント

和牛の冷凍・解凍方法|お正月までおいしく保存するコツと失敗しない解凍のポイント

目次

▶ すき焼き用和牛特集はこちら

お正月のごちそうに。早めに用意して上手に冷凍保存しておけば安心です

和牛を冷凍する前に知っておきたいこと

年末は食材の注文や買い出しが集中する時期です。お正月のすき焼きやステーキ用の和牛を早めに用意しておきたい方も多いのではないでしょうか。そこで気になるのが「和牛は冷凍しても美味しいのか」という点です。結論からいえば、正しい手順で冷凍・解凍すれば、家庭でも十分においしく楽しめます。

ただし、和牛は霜降り(サシ)が多く、赤身と脂の繊細なバランスが魅力のお肉です。冷凍の際に空気に触れて乾燥したり、解凍時に肉汁(ドリップ)が多く流れ出たりすると、せっかくの風味やしっとりした食感が損なわれてしまいます。ポイントは「空気に触れさせない」「できるだけ早く凍らせる」「低温でゆっくり戻す」の3つです。

なお、冷凍の状態で届いた商品は、パッケージに記載された保存方法・賞味期限に従うのが基本です。この記事では、冷蔵で届いたお肉やご家庭で購入したお肉を冷凍する場合を中心に、失敗しないコツを解説します。

おいしさを守る和牛の冷凍方法|小分け・密着・急速冷凍

まずは1回に使う分ずつ小分けにしましょう。まとめて冷凍すると、必要な量だけ取り出せず、解凍と再冷凍を繰り返す原因になります。スライス肉は重ならないよう平らに広げ、ステーキ肉は1枚ずつ分けておくと、凍るのも解凍するのも早くなります。

次に、ラップをお肉にぴったりと密着させて包みます。表面にキッチンペーパーで軽く水分を拭き取ってから包むと、霜がつきにくくなります。さらに冷凍用の保存袋に入れ、できるだけ空気を抜いて口を閉じます。空気との接触を減らすことが、乾燥や酸化による「冷凍焼け」を防ぐいちばんの近道です。

最後に、熱伝導の良い金属製のトレーにのせて冷凍庫へ入れると、早く凍らせることができます。凍る時間が短いほど、お肉の中にできる氷の結晶が小さくなり、解凍時のドリップを抑えやすくなるといわれています。保存袋には冷凍した日付と部位を書いておくと、使い忘れを防げます。

和牛の冷凍 4ステップ ① 1回分に小分け ② ラップで密着 ③ 袋の空気を抜く ④ 金属トレーで急冷

冷凍保存期間の目安と「冷凍焼け」の見分け方

ご家庭で生の牛肉を冷凍する場合、畜産関係団体の情報では「1か月程度」が保存の目安とされています。家庭用の冷凍庫は扉の開け閉めが多く、温度が変わりやすいため、長く入れておくほど乾燥や風味の低下が進みやすくなります。お正月用に準備するなら、年末の購入から年始に食べきるまでの期間で計画するのが安心です。

農林水産省も、市販の冷凍食品について、家庭の冷凍庫では温度変化が起きやすいため2〜3か月で使い切ることを勧めています。冷凍の状態で届く和牛ギフトの場合は、商品ごとに記載された賞味期限を必ず確認してください。

品質が落ちているサインとしては、表面の乾燥や白っぽい変色、袋の中にびっしりついた霜などが挙げられます。こうした「冷凍焼け」が起きた部分は、パサついたり独特のにおいが出たりしやすいため、すき焼きやステーキのように肉そのものの味を楽しむ料理よりも、しぐれ煮や煮込みなど味付けのしっかりした料理に回すとよいでしょう。

失敗しない和牛の解凍方法|基本は冷蔵庫でゆっくり

和牛の解凍は「低温でゆっくり」が原則です。おすすめは、食べる前日などに冷凍庫から冷蔵庫へ移して解凍する方法です。時間はかかりますが、温度変化がゆるやかなためドリップが出にくく、霜降りのとろけるような食感や旨みを保ちやすくなります。薄切り肉なら数時間、厚みのあるステーキやブロックは半日〜一晩程度がひとつの目安です(量や厚み、冷蔵庫の状態によって変わります)。

時間がないときは、保存袋ごとしっかり密閉して氷水に浸ける方法もあります。冷蔵庫より早く、常温よりも低い温度を保ちながら解凍できます。一方、常温での放置や電子レンジの解凍機能は、表面と中心の温度差が大きくなりやすく、脂が溶け出したり一部に火が通ったりすることがあるため、霜降りの和牛にはあまり向きません。

また、一度解凍したお肉を再び冷凍すると、ドリップが増えて食感や風味が落ちやすくなります。小分けにしておき、使う分だけを解凍するのがおいしさを守るコツです。

和牛の解凍方法 比較 ◎ 冷蔵庫解凍 いちばんおすすめ ○ 氷水解凍 急ぐときに △ 常温・レンジ 霜降りには不向き

お正月に向けた逆算スケジュールと解凍後の扱い

お正月に和牛を楽しむなら、食べる日から逆算して準備するのがおすすめです。年末に受け取ったお肉は、すぐに使わない分を小分けにして冷凍しておきます。元日にすき焼きをする予定なら、大晦日の夜に冷蔵庫へ移しておけば、翌日にはちょうど良い状態で調理を始められます。

解凍したお肉は、表面の水分(ドリップ)をキッチンペーパーで軽く押さえてから調理しましょう。ステーキの場合は、焼く少し前に冷蔵庫から出して室温になじませると、中心まで均一に火が通りやすくなります。すき焼きやしゃぶしゃぶ用の薄切り肉は、冷たいままでも手早く調理できます。

解凍後は冷蔵庫で保管し、できるだけその日のうちに使い切るのが理想です。人数やメニューに合わせて必要な量だけ解凍すれば、無駄なく最後までおいしくいただけます。

お正月までの逆算スケジュール 年末に受け取り すぐ使わない分は小分けで冷凍 食べる前日 冷凍庫から冷蔵庫へ移す 当日 水分を拭いて調理スタート

まとめ

和牛をおいしく冷凍・解凍するコツは、「1回分ずつ小分けにする」「ラップと保存袋で空気を遮断する」「金属トレーで早く凍らせる」「冷蔵庫で低温のままゆっくり解凍する」の4点です。ご家庭で冷凍した生肉は1か月程度を目安に使い切り、冷凍で届いた商品はパッケージの表示に従いましょう。

ひと手間をかけるだけで、年末に用意した和牛をお正月の食卓でも霜降りの旨みそのままに楽しめます。すき焼きやステーキなど、家族が集まる新年のごちそうにぜひお役立てください。

▶ 和牛本舗のすき焼き用和牛商品一覧はこちら

→ https://wagyuhonpo.com/collections/すき焼き

▶ 楽天市場でも探す

本ページはアフィリエイト広告を含みます

監修: 和牛本舗編集部 / 和牛ソムリエ資格者

この記事は、和牛の格付け基準や産地ごとの特徴、味わいの違いに関する専門知識を持つ「和牛ソムリエ」資格保有スタッフが内容を確認しています。和牛選びの参考としてお役立てください。

関連記事

ブログに戻る