取引先へのお年賀の渡し方|紙袋・挨拶の言葉と和牛ギフトの注意点
目次
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お年賀の渡し方を4手順で確認
取引先を訪問してお年賀を渡すときは、次の4つの手順で進めます。訪問の直前にここだけ確認しておけば、当日あわてずに済みます。各手順に、そのまま使える言葉の例を添えています。
- 先に新年のあいさつをする:品物はあいさつのあとに渡します。「明けましておめでとうございます。旧年中は大変お世話になりました。本年もどうぞよろしくお願いいたします」と伝えてから、品物を取り出します。
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紙袋・風呂敷から品物を出す:紙袋は持ち運び用の包みなので、渡す直前に品物を取り出します。空いた紙袋はたたんで持ち帰ります。
言葉の例:「新年のご挨拶のしるしに、ささやかなものをお持ちしました」 -
のしの正面を相手に向ける:のしの文字が自分から読める向きで持ち、時計回りに回して、相手から「御年賀」が読める向きにします。
言葉の例:「どうぞお納めください」 -
一言添えて両手で渡す:両手で差し出します。
言葉の例:「心ばかりの品ですが、皆さまでお召し上がりください」(冷凍の和牛なら「冷凍のお品ですので、お早めに冷凍庫へお願いいたします」と保管方法も添えます)
受付で渡す場合
- 担当者が在席している:受付で名刺を出し、「〇〇部の△△様に新年のご挨拶に伺いました」と取り次ぎをお願いします。担当者が出てきたら、上の4手順で直接手渡しします。
- 担当者が不在:常温の品なら、名刺を添えて「〇〇部の△△様にお渡しいただけますでしょうか」と受付に預け、後日メールや電話で「受付にお預けしました」と一言伝えます。冷凍・冷蔵の和牛は預かった方が保管に困るため預けず、あいさつと名刺だけを残し、品物は担当者の了承を得てから後日配送にします。
屋外で渡す・雨の日
玄関先や屋外で渡す場合や、雨で品物が濡れそうなときは、紙袋から出さずに「袋のままで失礼いたします」と一言添えて渡しても構いません。雨の日は紙袋に雨よけのカバーをかけて持参しましょう。
冷凍和牛を配送する場合
精肉の和牛は冷凍で届くことが多く、持ち歩きには向いていません。配送で贈るときは、先方の受け取りの了承があるかどうかで手順を分けます。
- 受け取りの了承を得ている:届け先(会社か担当者のご自宅か)と、先方の仕事始め以降・松の内のうちに受け取れる日を確認して手配します。年末年始は配送が混み合うため、注文は早めに。和牛本舗の場合、ご注文(決済確認)後1〜7営業日以内に発送し、お届けは発送後3〜5営業日が目安です(詳しくはご利用ガイド)。訪問時は目録やあいさつだけを渡し、「〇日に冷凍便でお届けいたします」と伝えておくと親切です。
- 受け取りの了承をまだ得ていない:先に担当者へ、冷凍品を受け取れるか(会社に冷凍庫があるか、ご自宅宛てがよいか)を確認します。会社の方針で贈答品を辞退している場合もあります。確認が難しい相手や住所を聞きにくい相手には、メールで贈れる和牛本舗のe-ギフトという方法もあります。
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取引先へのお年賀とは?お歳暮との違いと和牛が選ばれる理由
お年賀は、新年の挨拶に伺う際に「今年もよろしくお願いいたします」という気持ちを込めて持参する贈り物です。一年間の感謝を伝えるお歳暮が年内に届ける「締めくくり」の贈り物であるのに対し、お年賀は新しい一年の関係づくりを願う「始まり」の贈り物という位置づけになります。ビジネスの場では、仕事始めの挨拶回りで取引先に手渡すのが一般的です。
お歳暮とお年賀は、どちらか一方だけでも失礼にはあたりません。ただし、お歳暮をすでに贈った取引先にお年賀も持参する場合は、お年賀は手土産程度の価格帯に抑えて、相手に負担を感じさせないようにするのが無難です。
和牛がお年賀に選ばれるのは、お正月らしい「ハレの日のごちそう」の印象があり、職場や家族で分けて楽しめるからです。一方で、生鮮品である以上、持ち歩きや受け取り方への配慮が欠かせません。この点は後半の「選び方」で詳しく解説します。
贈る時期は仕事始めから松の内まで|挨拶回りの段取り
お年賀を贈る期間は「松の内」が目安とされ、一般に関東では1月7日まで、関西では1月15日までといわれます。ただし地域や家庭によって考え方に幅があるため、迷ったら1月7日までに済ませておくと安心です。取引先への訪問は、相手の会社が営業を始める仕事始め(多くの企業では1月4日前後)以降に行うのが基本です。
年末のうちに先方の仕事始めの日程と在席状況を確認し、訪問のアポイントを入れておくと当日の段取りがスムーズです。年始は挨拶回りの来客が重なりやすいため、長居はせず、10分程度の挨拶で切り上げる心づもりで伺いましょう。
和牛を持参する場合は、訪問日に合わせて品物を手元に用意する必要があります。年末年始は配送が混み合い、店舗や配送業者が休業する期間もあるため、注文は12月中旬までに済ませ、受け取り日の指定ができるかを販売店に確認しておくのがおすすめです。配送で贈る場合の注意点は、冒頭の「冷凍和牛を配送する場合」をご覧ください。
のし・表書きのマナーと法人名義の書き方
お年賀には、何度あってもよいお祝い事に使う「紅白の蝶結び(花結び)」の水引が印刷されたのし紙を掛けます。表書きは水引の上に「御年賀」または「お年賀」、水引の下に贈り主の名前を書きます。
法人として贈る場合、名入れは「会社名のみ」とするか、会社名を右側に小さめに添えて中央に代表者名を入れる形が一般的です。担当者個人として贈るなら、会社名と担当者の姓名を入れておくと、先方が誰からの贈り物かをすぐに把握できます。のしは、手渡しする品なので包装紙の上に掛ける「外のし」にすると、ひと目でお年賀と分かり好印象です。
なお、先方が喪中の場合はお祝いの意味を持つ「御年賀」の表書きは避けます。対応については後述の「喪中・訪問できない場合」をご覧ください。
相場と選び方|手渡ししやすい和牛ギフトの工夫
お年賀の相場は一般に2,000〜5,000円程度とされ、取引先や特にお世話になっている相手には3,000〜5,000円程度が目安といわれます。先方に気を遣わせすぎない金額であることが大切で、部署全体で分けてもらうことを想定するなら、同じ予算内で人数分に分けやすい品を選ぶと喜ばれます。
和牛をお年賀にする際にいちばん悩ましいのが「持参」との相性です。生肉は要冷蔵・要冷凍のため、何社も回る挨拶回りで持ち歩くのは品質面で不安が残ります。そこでおすすめなのが次のような工夫です。
- 目録・カタログギフト形式にする:訪問時は目録を手渡しし、品物は後日先方の都合のよい日に届く形にすれば、鮮度の心配がありません。
- 日持ちする加工品を選ぶ:個包装のローストビーフやハンバーグなど冷凍の加工品は扱いやすく、職場でも分けやすい選択肢です。
- 訪問先を絞って保冷対策をする:どうしても精肉を持参したい場合は、訪問先を1〜2社に絞り、保冷バッグと保冷剤を用意して直行・直帰できる日程にしましょう。
また、会社によってはコンプライアンスの観点から取引先からの贈答品の受け取りを辞退している場合があります。事前に先方の方針が分からないときは、担当者にそれとなく確認しておくと、当日お互いに気まずい思いをせずに済みます。
喪中・訪問できない場合の対応
先方が喪中の場合は、お年賀は控え、松の内が明けてから立春(2月4日頃)までの間に「寒中御見舞」として贈るのが一般的です。この場合は紅白の水引を使わず、無地の短冊や白無地の掛け紙を用います。
遠方などで訪問できない取引先には、松の内に届くよう配送し、別途挨拶状を送るか、到着に合わせて電話やメールで一言ご挨拶を伝えると丁寧です。松の内に間に合わない場合も、表書きを「寒中御見舞」に切り替えれば失礼にはあたりません。
まとめ
取引先へのお年賀は、仕事始め以降から松の内(関東は1月7日、関西は1月15日が目安)までに、紅白蝶結びののしに「御年賀」と書いて持参するのが基本です。相場は3,000〜5,000円程度を目安に、先方に負担を感じさせない品を選びましょう。
和牛は新年らしい華やかさがある一方、持ち歩きには配慮が必要です。目録やカタログギフト、冷凍の加工品を上手に活用し、年末のうちに注文と訪問日程を固めておけば、気持ちのよい新年のご挨拶ができるはずです。
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監修: 和牛本舗編集部 / 和牛ソムリエ資格者
この記事は、和牛の格付け基準や産地ごとの特徴、味わいの違いに関する専門知識を持つ「和牛ソムリエ」資格保有スタッフが内容を確認しています。和牛選びの参考としてお役立てください。
